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日本中が「コロナ」一色ですが、お雛祭りも終わり何もしなかったのが悔やまれて
お寿司は市販のものでも良いが、味のついたご飯には、みそ汁よりも、あっさりとしたすまし汁がよく合うもの。せめて自分で昆布とかつお節でとった出汁ですまし汁を作ることにしました。
材料は5カップ分・4人分のすまし汁
だし昆布(4×10cm)削り節20g 酒 塩 醤油 砂糖
(1)昆布を煮る→昆布の表面を堅く絞ったぬれぶきんでさっと拭く。
表面の白い粉はうまみの素なので、洗わないで。数か所にハサミで切り込みを
入れ鍋に入れて水5カップ強を注ぎ、20~30分おく。
(2)中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
(3)削り節を加える→削り節を一度に加え、菜箸でかるく押さえて沈める。中火で
煮立ったらすぐに火を止め、5分ほどおく。削り節を入れてから長く煮ると、
生臭みが出たり、出汁がにごることがあるので、気を付ける。
(4)削り節が完全に沈んだら、こす。
ボールで受けた万能こし器にあけ、だし汁を静かにこす。こしたあとの削り節は
出汁がにごるので、絞らないで。
(5)後はこのだし汁に味付けをするだけ。
だし汁4カップを鍋に入れ中火にかけ、煮立ったら酒大1を加える。酒を入れると
生臭みが消えて味がよくなるだけでなく、だし汁が多少にごっていても、きれい
に澄む。これに塩小1、醤油小1/2(だし汁の風味を味わうので、醤油は香りづけ
程度でOK。かくし味に砂糖をひとつまみ加えると、塩の味がまろやかになる。
雑誌より掲載しました。大さじ1は15cc・小さじ1は5cc・1カップ200cc